2025年5月5日(日本時間)、井上尚弥選手はアメリカ・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチにて、WBA同級1位のラモン・カルデナス選手と対戦し、5回KO勝利を収めました。
試合の内容
1〜2ラウンド:予想外の展開
試合序盤、井上選手は積極的に攻め込みましたが、2ラウンドにカルデナス選手の左フックを受けてダウンを喫しました。 これは井上選手にとってプロキャリアで初めてのダウンとなり、会場は一時騒然としました。
3〜6ラウンド:冷静な立て直し
ダウン後、井上選手は冷静さを取り戻し、ジャブやボディブローを駆使して試合の主導権を再び握りました。 カルデナス選手も粘り強く応戦し、観客を魅了する攻防が続きました。
7ラウンド:反撃の開始
7ラウンド、井上選手は鋭い右ストレートでカルデナス選手をダウンさせ、試合の流れを完全に引き寄せました。
8ラウンド:試合の決着
8ラウンド開始直後、井上選手は連打を浴びせ、カルデナス選手が防戦一方となったところでレフェリーが試合をストップ。 井上選手のTKO勝利が決定しました。
世界戦KO勝利数の新記録達成
2025年5月5日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチにおいて、井上選手はラモン・カルデナス選手を8回TKOで下しました。この勝利により、井上選手は世界戦でのKO勝利数を23とし、伝説的なヘビー級王者ジョー・ルイスの持つ22を上回り、世界戦KO勝利数の単独最多記録を樹立しました。
試合後の一言
「自分のやるべきことはできた。相手もタフだったが、しっかり倒しきれてよかった。まだまだ強くなれると思っているので、これからも期待してほしい。」
さらにファンに向けては、
「ラスベガスの舞台でこれだけの声援をもらえて本当にうれしい。次もすぐにリングに戻れるよう準備するので、楽しみにしていてください。」
と感謝と意気込みを述べています。
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