葬儀や選挙、フランシスコ教皇について

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀が日本時間の26日、アメリカのトランプ大統領やウクライナのゼレンスキー大統領など各国首脳も参列して行われ、26日午後8時すぎに終了しました

教皇の死因について

今年2月から1か月余りにわたり入院するなど、健康への懸念も広がっていましたが、20日には、キリストの復活を祝うイースターにあわせて姿をみせていました。

ローマ教皇庁は、教皇が21日午前7時半すぎに亡くなったと発表し、その後、死因について、脳卒中と心不全だったと明らかにしました。88歳でした。

教皇の葬儀

4月26日、バチカンのサンピエトロ広場で葬儀が執り行われ、約40万人の参列者が最後の別れを告げました。式典はジョバンニ・バッティスタ・レ枢機卿が主宰し、教皇の慈悲と平和への尽力が称えられました。 

教皇の棺は、彼の遺志によりローマ市内のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬されました。質素な木製の棺と「Franciscus」とだけ刻まれた墓碑が、彼の謙虚な生き方を象徴しています。

新教皇を選ぶ「コンクラーベ」とは

世界に約14億人の信者がいるカトリック教会のトップである教皇を決める選挙だ。教皇の死去や退位に伴って、教皇に次ぐ高位聖職者の枢機卿たちが秘密選挙で次の教皇を選ぶ。教会法が定める教皇の条件は「カトリック信徒の男性」だが、実際には投票権を持つ80歳未満の枢機卿の互選だ。

 名前は「鍵をかけて」というラテン語に由来する。13世紀にイタリアとフランスの枢機卿による権力闘争で、教皇が約3年決まらなかった時、枢機卿らを会議場に鍵をかけて閉じ込め、早く決めるように促したことから生まれた儀式とされている。

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